My gender
《自分の性》
ボクは……男なのか?
それとも…女なのか?
今でも正直…よくわからない。
オカマなのか?と言われてもわからないし
LGBTって言われても珍紛漢紛。
ジェンダーって言われたって困る。
カラダは?
曖昧な膨らみの胸はあるけれど
いわゆるおっぱいという綺麗な胸は無い。
そして…Yゾーンにはおちんちんがあるから
見た目も生物学的にも男の姿だから
きっと男なんだろう。
けれど…心は…女だ…とも言い難い。
そんな曖昧で赤裸々なボクの性を正直に書いてみよう。
………………………
学校とかにあがるまえの小さい頃は
妹と同じような赤い着物を着せられて一緒に遊んだりしてたから
どうして妹にはおちんちんがなくて
ボクにはついているんだろう?
いつかは妹と同じようにおちんちんがなくなって
無垢な縦割れの線がYゾーンにできると思ってたんだ。
だから…生まれてからボクは
ずっと身も心もジェンダーレスだったのかもしれない。
そもそも閉鎖的な田舎の村のボクらの若い頃には
LGBTやジェンダーに
性同一障害とかそんな言葉はなかったし
村にも町にもそんな人は見たことも聞いたこともなかった。
いや…
バイセクシャルはあったり居たりしたのかもしれないが
そもそもそう言ったことには無知だったし
まったくの子供だったからわからなかった。
十代の頃はカラダの構造は男だけれど
肌が白くて撫で肩で細い手足とカラダつきだったから
男でもない女でもないジェンダーレスな生物だったみたい。
女性になれるものなら
女の顔や女の体になりたいと思った。
髪を伸ばし化粧を軽く施しピアスをつけて
可愛いピンクのスカートを履いて
可愛いヒールを履き町を闊歩してみたかった。
もしも…あの頃ピアスをつけたら女男とか
オカマって言われそうだった。
なのに今は普通の男性や有名人がピアスをつけて
ファッションとかオシャレとして通じてしまう世になってる。
ヤクザしかしなかった刺青(TATOO)も
今では簡単にみんな入れてる時代だからね。
ちなみに…美輪明宏さんの話では
昔はオカマってだけで殺されたりしたらしい。
女の顔とカラダになりたかったけれど
かと言って女になって女として生きるのか?
そして…男に抱かれたいのか?…って聞かれたら
う~ん…
顔も体も女になったら
若いあの頃だったら男に抱かれたいかもしれない。
でも…
ボクは男も好きだけれど男よりも女性が圧倒的に好きだ。
性の対象は女性なんだ。
だから女の子たちと遊んだりしたかった。
身も心もジェンダーレス感じで恋をしてSEXもしたかった。
たぶんバイセクシャルなのかもしれないけれど
そんな性的な心の感情の全体を100としたら
女として男に抱かれたい……は30%くらいだけれど
男として女を抱きたい……が70%くらいな気がする。
でも…
年齢やその頃の時代とか心の変化とかで
ボクの性の比率は変動するんだ。
………………………
老いた今は化粧したいとか女装したいなんてまったく思わない。
今はKKJみたいなAvaterで満足してる。
だって…
変身アプリのFace Appで女性に変化する過程で
今の自分に女性化レベル2にすると
今の年相応な女になった自分の姿が見れるけど
自分で見ても悲しくなるくらいオバさんだったから^^。
やっぱり心も大切なのだけれどビジュアルも大切だから
可愛くて綺麗なままのほうがいい。
だから絶対この歳でリアルにスカート穿いて
女装なんてしたいとは思わないし
男とSEXなんていう気分も遥か昔でほとんど消え去って
今はもうSEX自体あまりしたいとも思わない。
でも…
夢で見るエロいSEXは女性としたり
女のカラダになって女に犯されるレズビアンだったり
女のカラダやニューハーフな身体で
屈強な男に激しく犯されるような感じだから
どこかで…まだ…男に抱かれたいとも思ってるかも。
でも…
老いて夢で男に犯されるのはいいけど
リアルに男に犯されるのは御免かもしれない。
SEXするんだったらやっぱり女性としたいと思うんだ。
それでも
そういう意味でも今は見た目も性格も60’s男だけれど
ボクの性の比率はあいかわらず変動していくだろう。
微妙に女ではない不明な部分があるのも事実だ。
ま…人がどう言おうがしょうがない。
生まれ持った…これこそが〝性格〟なんだから。
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Dream sex essay“Lewd wind”manager-K*231129*