しあわせの揺れ
揺れている
揺れている
彼が動いて
彼女も動く
愛がリンクして
ふたりは揺れる
真夜中のホテルは
月明かりに染まって青いけれど
ベッドのふたりはピンクに染まってる
彼女の上に重なって
彼は動いてる
時折上半身はほとんど静止し
彼女とキスしながら舌をからめあってるのに
彼の下半身は
まるで別な生き物のように
波がうねるように動いてる
彼が動くたびに
あけっぱなしの彼女の口からは
喘ぎ声が…漏れる
せつなげだけど
幸せな喘ぎ
彼女の髪も揺れて
ふたつの乳房も揺れる
彼の背中に爪をたてて
喜怒哀楽な喘ぎが部屋にこだまする
動きながらも彼女にキスした彼に
彼女が言った
そして…彼も微笑み言葉を返した
揺れている
揺れている
彼が激しく動いて
彼女も激しく揺れてる
まもなく訪れる最高の快感の頂に向かって
ふたりは激しく揺れる
絶え間なく…揺れる…しあわせの揺れ
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Dream sex essay“Lewd wind”manager-K*231215*