♡With Siu-03
〜夏の池で裸で泳ぐ~
小学校6年の頃の話。
ボクの田舎には村に池が大小2つあって
そのうちの大のほうはコウヤドウと呼ばれ
とにかくすごく広大だったんだ。
みんながコウヤドウよ呼んでたから僕らも言ってたけど
正式な名称と文字を知ったのは大人になってからのことだった。
池は農水用の池で上流と下流側には
どこまでも田圃が広がっていた。
下流の田んぼに隣接する池の端は背の低いダムのような作りで
池の端を堰き止めその上には道になっていて
時折土埃をあげて車が走り抜けることもあったけれど
ほとんどは農家の荷台のついた耕運機が走ったり
自転車が走る程度で交通は頻繁ではなかった。
田圃以外は畑とまわりは深い森に囲まれてるから
水も綺麗で水路では天然のウナギが取れたりした。
そんな綺麗な池だから夏になると隣町の子供達とかも集まって
天然のプール状態になっちゃうんだ。
夏休みの最初の日は暑かった。
「ミオ!泳ぎに行こう!」って幼馴染のシウが言った。
ボクも同じ思いだった。
ダムの綺麗な池と川もいいんだけど…山を3つ越えないといけないし
お金もないし海は遠いからやっぱり
村の池のコウヤドウに向かったんだ。
田圃の畦道を歩いて池の奥の葦が生い茂る上流側へ行く。
上流は浅瀬だけれど葦やガマの穂の林になってるし
田んぼは稲が伸びてるから
周りからは見られない。

途中でシウの家の畑から小さめのスイカをひとつとって
田圃の畦道を歩き自然の脱衣所に着いた。
スイカは上流から流れてくる冷たい湧水の水路につけておいた。
僕らは服を脱いでそこの叢に服を置き
ボクらは…裸になったんだ。
海水パンツを持ってこなかったので
裸で泳ぐことにしたんだ。
今回に限ったことじゃないので慣れている。
シウは6年生なのに股間に淫毛が生えていて
おちんちんが垂れていたけれど大きかった
先っちょが半分めくれていた。
僕は…股間どころが体毛さえなかったし
おちんちんは皮で覆われていた。
「ミオは肌が白くて女の子みたいな体だな」
ってシウに言われ
「ミオはまだ全然剥けてないな^^」って
ふざけておちんちんを触られたりした。
何度も水遊びをしたりして裸には見慣れてるから
いままで羞恥心はなかったのにシウにそう言われでドキンとして
なんか…急に恥ずかしくなった記憶がある。
湿原の林にシウから入って行った。
カエルの鳴き声が五月蝿いくらいだった。
うつ伏せになるようにすると
湿原の水深は膝くらいと浅かった体は水の中に沈んだ
手だけを水底につけて足のように動かし
湿原の中を広大に広がるメインの池へと移動してゆく。
湿原は水が綺麗で水草も生えてるから
そんな中を裸で進んでいくのが僕は好きだった。
鮒やドジョウに赤いザリガニは僕らに驚いて逃げて行った。
前をゆくシウ…水面からは背中やお尻が水面から出ている
男らしい体お尻だった。
おなじ年齢なのにどうしてこんなに違うんだろう?
でも…ボクは女みたいなカラダが好きだった。
湿原の林が消えて池が広がった。
僕らには広大な湖に感じたんだ。
空にはカラスが鳴きながら飛んでるくらいで
あとは嘘みたいに静寂だった。
風が水面に吹いて小さな漣がよせてきた。
空に太陽がぎらついてるけれど
水が冷たくて気持ちよかった。
水流と小魚が股間をすり抜けるたびにくすぐったかった。
体もギリギリ足がついてるところまで歩いてきた。

するといきなり肩まで出ていたシウが
首までちゃぽん!と沈んで動かない。
???どうしたんだろう?
しばらくして…また肩まで出たと思ったら
後ろに…何かが浮かんだ。
ウ◯コ…だった^^誰もいないのに
やっぱり習性で排便する時もしゃがんでしまうのを見たら
思わず笑ってしまった。
今考えるとウ◯コが浮くってことは
栄養が十分ではなかったのかもしれない。
シウのウ◯コまわりを迂回して深いところまで行った。
僕は最初は泳げなかった。
でも息をとめて潜ってなるべく遠くまで
水中で手足を動かして泳ぐ潜水艦というのをしてるうちに
いつのまにか泳げるようになったんだ。
学校にプールなんてなかったから水泳の授業もなかった。
だから…僕らは自己流で泳ぎを覚えたんだ。
だから僕らには水泳の先生は存在しない。
排水溝のあるあたりが一番深くて
全然足はつかなかったけれど
その分水はめちゃくちゃ綺麗だった。
誰かが来る気配を感じると排水溝の影に肩を寄せ合うようにして隠れた。
僕はシウの逞しい腕に捕まって足を動かし立ち泳ぎな感じで浮いていた。
水の中で僕らの下半身がゆらゆら揺れていた。
本当にミオは肌が白くて女みたいな体だな…とまたシウがいい
なんか…女の子といるみたいな気がするぞ!って微笑んだ。
悪い気はしなかった。
自分でも男なのか女なのかよくわからなかったけど
カラダが女みたいと言われると…なぜか嬉しかった。
手を見せてみろ!っていうから片手を差し出したら
その手をつかんで
「苦労してない手だな^^」って言われ顔が赤くなった。
ボクの手を握ったシウの手は養豚場や農作業をいつも手伝ってるから
ゴツゴツして男の手だった。
だれもいないふたりっきりの
不思議な世界でボクらは飽きるまで裸で泳いでたんだ。
池の真ん中で仰向けになってふたりで浮かんでると
ふたりとも顔と体の少しが水面から出てて
それぞれのおちんちんも太陽の日差しを浴びて気持ちよかった。
青空と太陽がギラついてて顔は暑いのに体は水の中だから快適だった。
浮かんだまま…いろいろ話したけれど
どんな話をしたのかまったく覚えていない。
裸で泳ぐことは本当に気持ちいいってその時思ったんだ。

もう~いいよ!ってくらい泳ぎまくったら
また葦やガマの穂の林にきた時と同じようにうつ伏せで
手だけを足代わりにして戻ってきた。
そして林からあがったら水路に冷やしておいたスイカを割って
ふたりで叢に腰掛けて裸のまま食べた。
種を機関銃のように飛ばしたりして
笑いながらいっぱい話しながら食べた。
かぶりつくようにして食べたから
口の周りから薄赤い汁がいっぱいながれて
それぞれの股間を濡らして叢に消えた。
その頃は無邪気だったからエロいとかそういう感情はなかったけれど
今考えたらすごいエロいことだったんだなって思った。
食べ終えたらスイカを冷やしてた水路で体を洗って
そして…タオルではなく手拭いで拭いて
服を着て帰った気がする。
コウヤドウは今もあって近くには住宅もけっこう建ち
秘密の場所的なロケーションは無くなってしまったけれど
田舎に帰ってコウヤドウの道路を走ると
奥の脚やガマの帆の林を見ると
いつもあの頃のことを思い出すんだ。
まだ…幼馴染の関係だけだった僕らの楽しい夏の思い出を。
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