With Siu-04
〜スズメバチとシッコ〜
中学1年くらいの春だったような気がする。
夏に水遊びをするコウヤドウの奥の
村の田圃が森の奥まで続く田園地帯。
田圃の左の林の向こうはゴルフ場だ。
時折田圃に白いゴルフボールが落ちてたりした。
田んぼとゴルフ場の外周路との間は1mほどの段差がある
そこは土手になっててシウがそこでスズメバチの巣をみつけたんだ。
ボクは乗り気じゃなかった。
もしも刺されたら嫌だし
刺されたら死ぬ人もいるって聞いたから怖かった。
ボクもシウもスズメバチの巣なんてとったことがないど素人だ。
でも…蜂の子や蜂は
炒めると甘くて美味しいことは知っていた。
それでもボクは嫌だったけれど
大丈夫!大丈夫だよ!と彼がいうので
田圃のほうから様子を見てた。
「泥で塞いで丸ごととっちまおう」
鎌とか道具も何も持ってきてないのに……
シウに言われるまま田圃の泥を蜂の巣に何度か投げつけていた。
そしたら巣から何匹も一斉に蜂がでてきたんだ。
急いで土手の壁の後ろに隠れたけれど……
そしたら
ボクの手にチクッ!って痛みを感じた。
え?
蜂が隠れてる僕らの裏にまわってたんだ。
急いでそこを離れてと田圃の畦道を走った。
でも…ボクの左手が痛くなってきた。
見ると手首の裏側の血管が集まってるところに
黒い棘みたいなのが刺さっていた。
「あっ!ミオ!刺されたんだ!」
「え?」
「それはスズメバチの針だ!」
「え?」
「やばい!毒があるんだ!手を出せ!」
そういうとシウは親指と中指の爪で針を抜いて
そこに口をつけて
え?
ちゅうちゅう痛いくらいに吸い付いて
吸っては横に吐いた…毒を吸ってくれてたんだ。
なんか…不思議な感覚だった。
シウの唇が…ボクの手首を吸っている。
でも…そんなことを繰り返してる間にも
僕の左手はみるみる腫れ上がっていった。
「毒が回ってるんだ…ションベンかけるしかねえな」
「え?」
「ションベンはアンモニアだ!毒を中和してくれるんだ」
そういうと
彼はズボンのジッパーを下ろして
なかからちんちん…いや…ペニスを取り出した
ペニスは萎れてるけれど…おっきかった!
そしてボクの手にかけようとしたけど
「だめだ!でねえ!そうだ!さっきしちまったんだ
ミオ!出るだろ?自分でションベンかけるんだ」
「え?」
「早くしないとどんどん腫れてくぞ!」
ボクは……そんな中でも恥ずかしいから
彼に背中を向けて…おちんちんを出して…手首にかけた。
黄色いOシッコが手首を濡らしてゆく。
自分のおちんちんは…シウにくらべると…
小さくて可愛いレベルだった。
「よしよし!」
いつのまにか…覗き込んでたシウ。
しばらくそんままにして…乾いてきそうになってから水路で手を洗った!
「悪かったな!帰ろう!また刺されたらやっかいだ
帰ってオヤジさんに刺されたって言うんだ。
たぶんミオのオヤジさんなら腫れ止めを作ってくれるかもしれない」
そのころはボクの左手は出っ張ってるところが凹むくらいに腫れて
グローブみたいにパンパンになった。
家に帰ったら父親にスズメバチに刺されたことを言い
手を見せたら「馬鹿っ!」って言ったけれど
重曹を練ったのをガーゼにつけて巻いてくれた。
いわゆる湿布剤みたいなものらしい。
そのころ近くに病院も薬局さえなく
気のきいいたものがなかったから。
父親の貼ってくれた手作りな湿布はうれしかったし安堵感も感じた。
やっぱりその夜はシウが言う通り
パンパンで手が痛かったけれど
次の日になったら痛みは和らいで
3日目くらいで腫れがひいてきてた。
たぶんシウが針を抜いて毒を吸ってくれたから
それくらいで済んだのかもしれないと父親は言った。
そして…
自分のOシッコをかけたことは言えなかった。
まさかそれで学校を休むわけにもいかず
包帯を巻いたまま行ったけれど
シウが申し訳なさそうな顔をしてたのを忘れないし
一生懸命毒を吸ってるシウの唇の感触がずっとのこってた。
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