友達じゃなくなった瞬間
さっきまで
窓から見える山下公園を歩いてる時は
二人は
昔からの仲のいい友達だった。
でっかいガンダムを見て狂喜乱舞し
氷川丸を見て
古の航海に思いを馳せ
湊に打ち寄せる波と汐風
鉄の太いチェーンに並んで休んでるカモメたち。
二人は純粋に盛り上がっていた。
でも…今は
友達じゃなくなった。
彼の予想外の誘いに…
驚きながらも…拒めずに頷き
少しだけ悲しそうな顔で
彼の後ろを追うようにホテルに入った。
そしてホテルに入ったその瞬間から言葉を失って
部屋に入り
サイレントな中で
恐る恐る…抱き合って
そして…ぎこちなく…キスをして
それからは…二人求め合うように激しくなった。
そして
やがて僕のが彼女にアソコに入って
二人は結合して一つになった。
一つになった瞬間
僕たちは…友達じゃなくなった
じゃあ…何?
恋人?それともセフレ?
それは…二人とも今はわからない。
ただ…
もしかしたら二人は
ずっと前からこなりたかったのかもしれない。
窓から見える
横浜の港が…別世界に感じた瞬間だった。
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Dream sex essay“Lewd wind”manager-K