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♡With Siu-06

lewdwind

2024-03-28
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~一本松のゴム~
中学校のある日
ボクとシウと僕らと同級生で隣村に住んでる
ウダくんの3人で野生の食べ物をもとめて
村の丘にある村のシンボルな樹齢不明の巨大な一本松の
西側に広がる薄で覆われた原野に入った。
ラズベリーの実がたくさん実る場所があるんだ。

森はボクらにおいしい自然の食べ物をいっぱいくれた。
お金もないしラズベリーを食べにそのススキの中に入って行った。
僕らはラズベリーのことを薔薇茱萸(ばらぐみ)って呼んでた。
原野の薄は枯れた色で
ラズベリーが食べれたってことは10月ごろだったと思う。
みんなで夢中になって
赤や黄色の熟したラズベリーを腹一杯食べてた。

やがて枯れ薄の中を散策してたウダくんが
「お~い!こっち来てみろよ」
「なに?」
「どうしたの?」
「いいから!すげえのがあるぞ」
そこは誰かが寝ていたように広くススキが倒れてて
大人の雑誌とかが落ちていた。
でも彼が棒で指していたのは雑誌ではなく
変なビニール?だった!

「え?これって!あれか!」シウが嬉々として叫んだ!
「ぜったいそうじゃん!」
「え?あれって?」ボクはわからなかった。
っていうか3人ともそれを見るのは初めてだった。
白っぽい使用済みのコンドームだった。

「しかも血がついてるぞ!」ってウダくん
「ってことは?」ってシウ
「処女でヤラれちまったか…生理でしちまったかだな」
しかも僕らにしたらコンドームはめちゃくちゃ大きく見えたんだ。
シウのペニスの1.5倍はありそうなのが入りそうな
とにかく大きな…リアルなコンドームだった。
なんか…すごい!

lw240327condom.jpg

「金がねえアベックがハメッコしたんだべ
 もしくは強制的に犯されたってことかも」ってウダくん。
「強制的に犯すんだったらコンドームなんて使わねえで生だろ」ってシウ
「え?そうなの?」ってボク
たったひとつの使用済みのコンドームで
様々な妄想が膨らんで3人の話は尽きなかった。
意外だったのは
「これは…俺が貰って帰る」てウダくんがいうんだ。
え?なんで?ってかんじ…
そしてどうすんの?とか思ってたけれど
ウダくんは何も言えずに落ちてた雑誌のページを破いて
大切な宝物を包むようにゆっくりポケットにいれたんだ。

その後学校で彼に会った時
あれからコンドームどうしたの?とか聞きたかったけど
彼もなにもいわないからボクらも何も言えずに
その件は自然と忘れて行ったんだ。

あの頃風を切っていた
高木な一本松もその後松枯れで枯れてしまって今は無い。
村中が落胆したけれど
今でもあの丘を松は無いけれど村人は一本松と呼んでる。
田舎に帰ったら村のお墓も近くにあるから
帰りに必ず一本松を通るんだけど
薄の原だったラズベリーの場所は今は森になってしまって面影はない。

でも…一本松を通るたびに思い出すのは
おいしい自然のラズベリーと
あの大きな使用済みの血のついたコンドームなんだ。
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Dream sex essay“Lewd wind”manager-K*240327*

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